釣りとルアーと、ときどき陸来。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

あづのこの作り方7(塗装とリップ取付)

蓼の海も解禁いたしまして、ますます管理釣り場に行かなくなっている今日この頃です。←蓼の海だって日本一釣れませんが,一応管釣りです。

さて、今回のあづのこの作り方は塗装とリップ取付けです。
そろそろ完成が見えてきましたが、塗装という1つの山が控えていますので、またまた慎重に行きましょう。


塗装時なくてはならない道具に写真のエアブラシを使用していますが、あづのこのように一色のみの塗装であればもっと安価なものでかまいません。
エアブラシ

塗料は、プラモデル用のMr.カラーを使用しています。
塗料

それでは、塗装作業に進みましょう。
まず、エアブラシのカップにラッカー薄め液、Mr.カラー各色を入れ混合します。
そのままでは塗料に粘度が少なく、塗料を吹き付ける風で塗料が流れてしまいますので、セルロースセメントを少量混ぜ適度な粘度に調整します。

下塗りが終了したあづのこをフォーセップで挟み、写真のように塗装します。
塗装状況

この後、グラスアイを取付け、数回のディッピングの後、コーティングと塗装が完成です。
この、塗装工程では、塗料に適度な粘度をつけるときの混合割合に注意して進めましょう。混合割合によっては塗装割れ、しわの発生原因となります。あと、セルロースセメントを使用しますので湿度の高い日に塗装を行うと白濁してしまいますので注意が必要です。



はい、続きましてリップの取付けです。
あづのこのリップはFRP板の0.5mmを採用しています。このリップはラジコンのフレームなどに使用されているFRP材からリップを切り出します。←くりむく堂は手作業で切り出しです。これがけっこう大変。
リップ切出し

次に、糸ノコでリップを差し込む切込みをワイヤーのなりに入れます。
このとき、柔らかいマシュマロ状の紙粘土で作ったリップ切込用枕(下の白く丸い台)を使用します。
リップ溝切り

切込みが終了しましたら、
乾燥用に曲げてあったラインアイ側のワイヤーをいったん伸ばし、写真のようにリップの穴にワイヤーを通します。そのまま曲がり部全体がリップから出るように角度をつけながら押し込みます。
リップ取付1

リップから飛び出たワイヤーの先端をペンチで挟み、180°曲げ返してラインアイが完成です。
リップ取付3

リップと本体の接着と防水は、耐水性のエポキシ系接着剤を使用します。
硬化を待つ間、作業台とその上に敷かれた板とのすき間に差し込んで、約2日硬化させます。
リップ取付け


この後、フックを取り付け、実際にフィールドへ出てスイムテストを行ってやっと完成です。


今回、あづのこの作り方を全7回に分けてお伝えしましたが、
内容はとてもシンプルで難しい作業は特にありません。ただ、ルアーの特性に適した材料を揃える
ことが一番大変で大切な部分かと思われます。

あづのこのボディーは軽量紙粘土ですが、リスクの高い素材をあえて利用する理由が存在します。
それは、材料の均一性です。

ハンドメイドルアーにありがちな材料のバラつきを最小限に抑えるための紙粘土だったのです。


最後に、このあづのこの作り方を通じて、ハンドメイドルアーについてより興味を持って頂けたら幸いです。
今後も、皆様と情報を共有し、釣れ続けるいいルアーをリリースできればと考えております。



スポンサーサイト

名無しクランク

え~ あづのこの作り方の途中のはずですが、またちょっと・・・・。

あの?湖用と題打って進めていたクランクですが、
このたび量産試作型2回目が完成しましたので、蓼の海解禁日にテストしてきました。

その結果のご報告です。
いや~たまに上手く飛ぶ ←キャスティングの話です。
スプーン並みに遠投できる管釣り用クランクを目標に進めてきましたこの計画も
投げ方により飛距離に差が出る癖のあるクランクになってしまいそうです。

癖といっても飛距離だけの話で、動きは問題ありません。

あづみ野FCでも結果の出た動きですよ。
名無しクランク

テストの結果から、
飛距離のばらつき対策を実施した後、くりむく堂から発売する予定です。

が、まだ名前を決めていません。いくつかの候補はあるのですが・・・。
なので現在、名無しのクランクということで、宜しくお願いいたします。

いい名前急募!!

あづのこの作り方6(コーティング編)

やっと諏訪の地にサクラの季節がやってきました。
でもまだ枝先にちらほらレベルですけど。そして、花粉症がピークを迎えるのもこの時期です。
サクラ花粉症?そんな疑いも・・・。←そんなのあるの?

さてさて、前回のボディー成型も終わり、ただ乾燥を待ってお腹周りの余分な紙粘土を削り(自分のお腹も削れたらな~)、今回は地味ですけど表面のコーティングです。


最初はクリアーラッカーの粘度の低いものに浸け込みます。
この浸け込みという表現に意味がありまして、ラッカーに浸けたまましばらく放置。
紙粘土のボディーから気泡が出るのを確認します。この浸け込みの時間が大切だったりします。
クリアラッカー

ラッカーの工程が終わりまして、次はセルロースセメントに切り替えディッピングを繰り返します。一回浸けるごとに上下をひっくり返して膜厚をつけていきます。
ディッピング状況


ココでちょっとしたアドバイス。←やっとですか
ボディーが乾燥した後、表面の凹凸を整えるためサンドペーパーをかけますが、厚みを増した補強膜を大切にするばかり、ペーパーがけを優しくしすぎますと、後でうねりになってしまいます。

ペーパーは思い切ってやって下さい!


乾燥はこんな感じで、乾燥時間一日です。
乾燥状況(セルロースディッピング)


はい、今回のコーティングは、つまらない工程ですが品質にばらつきの出る部分ですのでがんばっています。
すみません。今回はここまでです。(カラーリングまで進みませんでした。)


次回、カラーリングとリップ取り付けです。


あづのこの作り方5

はい!お待たせしました。
今回は紙粘土を使ってあづのこのボディーを成型します。
あづのこの作り方の中でもっとも重要かつ、特徴的な部分になります。

下の写真は、
あづのこ30mm用のシリコン型です。型の中にはまっているものは
元型で、あづのこのお腹側が見えています。
あづのこ30mm用シリコン型



それでは、紙粘土を型に詰める工程です。

この工程では、ルアーボディーの中に隙間なく詰めることが大切です。
これが意外にコツが必要で、表面に凹凸が出来てしまうと次のコーティングで苦労しますので
慎重に行きましょう。
粘土詰め込みのコツについてはルアーの形状によって様々ですが、
あづのこは頭側から押し込んでいくのが良いようです。
紙粘土充填状況



詰め込みが完了しましたら、用意しておきましたワイヤーAssyを粘土の中に押し込んでいきます。
ワイヤーの位置は、お尻側のアイが外に出るように決め、押し込む深さはワイヤー先端がシリコン型に
当たる深さで制御しています。
ワイヤーを押し込み終わりましたら、粘土面にできた割れ目を包み込むように埋めて整えます。
ワイヤー押込み




次に、型抜きです。
シリコン型ですので、両手で型を開く感じであづのこを取り出します。
その後、型抜きで変形した部分やボディーのよじれなどを修正して完了です。
抜き取り



乾燥工程です。
ゼムクリップを伸ばしたフックと100円ショップの食器乾燥棚を利用しています。
乾燥時間はあづのこの場合で、理想は約1週間(冬季)ほど乾燥させます。
(粘土の種類により乾燥時間は異なります。)

乾燥しましたら、お腹側の型開放部のバリをカッターナイフで削り、紙やすりで仕上げて、
ボディー成型完了です。
乾燥状況


次回は、コーティングと塗装関係についてご報告の予定です。

プロフィール

くりむく

Author:くりむく
この頃
こんな箱を持って
釣り場に行ってます。
見かけたら声をかけ
てください。
くりむくです。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。